ガッキーと憧れる女
殺伐とした日々を生き抜く為に、「癒し」はやはり必要ではないか。
私にとってそれはハロプロだったが、℃-uteが解散宣言した今、ハロプロ全体への興味が薄れつつあった。「癒してくれる」存在がなくなり、息詰まったときには無心になれるものを必死で探し、無心のまま作業に戻るを繰り返す。
そんな私がTBSで天使を見た。
一目で、囚われる。
前々からその可愛さは知っていたが、とくに追っかけるでもなく、美人すぎて逆にガッキーという存在に実感がわかなくて、共感なんてあるわけもなく、とにかく別次元すぎた人間だった。
ガッキーを知ったきっかけは「パパとムスメの7日間」だったが、あれから数年たった今でも変わることのない美貌と透明感は化け物だ。世界ひろしといえ中身が舘ひろしになっても可愛いのはガッキーのみだろう。
ガッキーを求め、火曜日が一番好きな日になる。
言わずも知れた「逃げるは恥だが役に立つ」
正直ドラマのことを知らなくて、親がみていたのでただ何となく注目してみた。
ハマった。癒された。星野源もいい味を出しているが注目してみるのはガッキーである。美人は世の中に溢れているが、ただ突っ立っててもあんなに可愛いのはガッキーだからこそではないか。
朝起きてすぐにスマフォチェックし、火曜日と知る。朗らかになる。
それだけで幸せになる。
そんな秘かな喜びを見付けつけた時、バイトの同僚がガッキーの話をしているのを小耳にはさんだ。さすがガッキー、みんなの心を掴かんで離さないのである。
業務連絡がもっぱらのやり取りで雑談など交わすことのない間柄だったが、話に食いつかずにはいられなかった。ガッキーのことを話したい。共有したい。その一心である。
男性3人、私含めた女性2人の輪に入った私は、男性諸君がどこか興奮を抑えきれず話すガッキーに静かに共感し、目立ち過ぎることなく自然に会話に入り込めた。
聞き手に回る、鉄則である。
そんな私の視界に唯一いた私以外の女子がチラつく。こんな言い方をすれば、私が私以外の女がチヤホヤされるのを嫌う腹黒系女子のようだが決してそんなことはなく、むしろガッキーを共通して生れるであろう「女の友情」を淡く期待していた。その時は本心からそう望んでいた。
「火曜日はハグの日ですよね~」
あろうことかガッキーがドラマでみせたごとく両腕を前に広げる。軽く首を傾げ決めポーズをとる。
時が止まる。
私を含めた(そう思いたいが)全員が若干戸惑いつつも「あーハグの日ねー」なんてポーズの意図をスルーする。
続けて「ガッキー本当可愛いですよね~」
魂胆が見えた。
俗にいう「可愛いって言ってる私可愛い」だ。ネタにされすぎて古くなったと思われた戦法だが、現役女子大生が目の前でやっているとある意味対応に困った。
周りが黙っているのを注目されていると勘違いしたのか、意気揚々と可愛いを連呼する。だが、周りからの応答がない。当たり前だ。
その戦法はイヌとかネコに対して連呼するのであって、お前が今同じ土俵に立とうとしているのは、あのガッキーだぞ、と言いたくなる。張り合えるわけがない。
痺れを切らしたのか「ガッキーは私にないものいっぱい持ってるから・・」という。
何故ガッキーを身近な存在のように考えられるのか理解できない。そりゃそうだと言いたくなる。むしろガッキー要素を持ってる人間なんてこの世にガッキーしかいないと気づくべきだ。
正直ぺこ&りゅうちぇるのぺこ似のお前が何故ガッキーと張り合おうだなんて無茶をした。
(訂正させてもらうとぺこは好きだ。りゅうちぇる含め可愛いと思ってるし応援してる。)
私含めた「ガッキーに心囚われている集団」に単身ぺこが乗り込んで勝てるわけもなく、アウェーが続く。
誰も「いや、ぺこちゃん可愛いじゃん」と否定するでもなく、ガッキーの完全勝利である。
今思うと唯一同性の私が救いの手を差し伸べるべきであった。
さりげなく話題をガッキーから逸らしつつ、ぺこちゃんの可愛さも肯定すべきだった。だが私の中のガッキーへの憧れからきた信仰にも似た感情が阻害してしまった。
沈黙なんて、大人げのない対応をしてしまったと思ってる。
今回の場合は違った。
映画「ミスト」感想・ネタバレ
時間があったから部屋を片付けた。
最近物欲もあまりなく、部屋をスッキリさせるのが好きなので不要なものは思い切って捨ててる。特に服なんかは体系がずっと一緒なので、5年近くの物もあった。可愛くても汚れてたり、型が崩れて着れないようなものは全て処分!(当たり前か・・。)クローゼットも片付いて気持ちいい。
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映画 「私の男」感想
今日は関東でも雪が降って、とてつもない寒さでしたね。寒いのはいくつになっても苦手なので今日は特に予定も入れず、家でゆったりしてました。映画「私の男」も鑑賞し終わったので感想です。
- 解説
直木賞作家・桜庭一樹によるベストセラー小説を、『海炭市叙景』などの熊切和嘉監督が映画化。流氷に閉ざされた北海道と東京を舞台に、孤児となった少女と彼女を引き取ることになった男の禁断の関係を描き出す。互いに秘密を抱え寄り添うように生きる父と娘には、浅野忠信と二階堂ふみがふんするほか、高良健吾、藤竜也らが共演。時代の移り変わりに合わせてフィルムとデジタルを駆使し、北海道の雄大な自然を捉えた映像にため息が出る。 (yahoo!映画 より)
- あらすじ
奥尻島に猛威を振るった津波によって孤児となった10歳の花(山田望叶)は遠い親戚だという腐野淳悟(浅野忠信)に引き取られ、互いに寄り添うように暮らす。花(二階堂ふみ)が高校生になったころ、二人を見守ってきた地元の名士で遠縁でもある大塩(藤竜也)は、二人のゆがんだ関係を察知し、淳悟から離れるよう花を説得。やがて厳寒の海で大塩の遺体が発見され、淳悟と花は逃げるように紋別の町を去り……。(yahoo!映画 より)
原作を読み終わってあと何回かこの映画を見ようとしたが、その度に断念。重い内容の映画は嫌いではないが、何日か引きずってしまう・・・。
原作を知っているだけに悩みに悩んで二階堂ふみ目当てで見ようと決める。
やはり、圧倒的な美しさをもつ女優さん。浅野忠信もよかった。
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